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雑多な妄想や日常を書いていきます。

シェアハウス、そこに住む人々の距離

 こんばんは。

以前もシェアハウスについて書いたので、そちらを読んでいただくと分かりやすいかもしれません。

beenteppou.hatenablog.com

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このシェアハウスでは何も起こらないので、書けるようなことが本当に無かった。

しかし先日、Oさんと二人でお酒を飲むという謎の時間があったので、その時のことを書こうと思う。

 

午後11時ごろ、Oさんが帰ってきた。
いつもよりちょっと早めの帰宅だ。僕はパソコンで作業をしていた。

しばらく黙々と作業を続けていると、何か右の方から視線を感じた。

Oさんがこっちを見ていた。

失礼だが、正直怖かった。目の奥が真っ暗というか深淵というか、Oさんの目は割と小さめだから余計に真っ黒に見えた。

Oさんは良い人だ。それだけはOさんのためにも言っておきたい。ただ、人との距離を図るのが苦手なんだと思う。僕もそうだから理解できるし、お互いそうだからこそ「視線を感じ取る」という謎のコミュニケーションが成立した。

目が合うとOさんは口を開いた。

「明日仕事ですか…?」

僕の苦手な質問だ。この質問にどう答えるかでその人のことが大体わかると思う。占い師はこの質問からするといいのではないか。

「仕事ですけど、そんなに(朝は)早くはないんで12時には寝ます。(この後)何かあるんですか?」

我ながら完璧だ。何度その質問に苦しんできたと思っている。なめるな。僕のフットワークは激重だ。

「じゃあ少しだけ飲みませんか??僕すでに飲んじゃってるんすけど…これからライフに買い物行きましょう!」

 

屈した。まったく効果がなかった。

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午後11時半ごろ、二人で一緒に家を出た。

部屋のドア、家のドア、エレベーターのドア、すべてで譲り合った。

お見合い?

お見合いをしたことは無いが、多分こんな感じだろう。

 

近所のライフに行くには片道5分くらいかかる。

その間、Oさんはクリスマスに近づくにつれて盛り上がるカップルへの義憤や、ランニングで1時間走ったことを話してくれた。

ランニングの話は3回目だった。

 

帰宅。

僕は氷結を買い、Oさんはストロングゼロを買った。ポテチがつまみだ。

Oさんはストロングゼロのちっちゃいのを2本買うか、でっかいのを1本買うかで迷った末、でっかいのを1本買っていた。

なんの迷い?

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午後11時40分過ぎ、静かでぎこちない飲み会が始まった。

Oさんは、お酒を飲んでも全く赤くならずに悩んでいる話や、お酒を飲んで筋トレしたら壊血病になった話をしてくれた。壊血病の話のインパクトが強すぎて全然お酒の味を覚えていない。

僕だったらお酒を飲んでいるときに「お酒を飲んで筋トレしたら壊血病になった話」はしないと思う。

話の途中、Oさんはやたらと僕に「顔赤いですね~」「いいですね~」と言っていた。

覚えている限りでは5回言われた。もういいよ、と思った。

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日付が変わったころ、Oさんは酔っぱらっていた。

「朝とか気まずいんすよ~」「ほんとなに話したらいいかわかんないっす」と言いながら笑っていた。僕にだけは言わないほうがいいやつだ、それ。

 

なるほど、Oさんは僕と仲良くなろうとしてくれていたんだ。なのに僕は全然気づいていなかった。ありがとう、Oさん。これから仲良くなっていけるかな。

その後もOさんは「まだいけますわ~」「絶対一緒にガールズバー行きますよ」などと言っていたが、僕は寝たかったので寝た。

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次の日、僕は朝から作業をしていた。

11時前にOさんが起きてきて、目が合った。

 

「ア、ドモ…」

「ドモ…」

 

僕たちは似ている。これから仲良くなれるだろうか。

その答えは、何となくわかっている。